シザーズのメンテナンス方法

STEP01:「水分の汚れを取り除きます」

  • ティッシュペーパー等で水分や、シザーズに付着した細かい毛髪を取り去ってください。

    (手をケガすることのない様に十分注意を払って行ってください)

STEP02:「セーム革で拭きます」

  • 1日の仕事(レッスン)がおすみになったら、必ずセーム革でシザーズを拭いてください。 その時、必ずセーム皮を持つ手を机などの上で固定して拭いてください。

    *拭くときに指を切らないよう十分にご注意ください。

STEP03:「ネジの開閉度の調整をします」

  • 毎日使用するシザーズですから、時にはネジがあまくなったり、逆にかたく締めすぎていたりすることがあります。
    適切なかたさにすることにより、刃が強く当たりすぎたり、毛をひねってしまうことを防ぐことができます。
    うめ込みネジの場合は、ゆっくり閉じて指穴とヒットポイントの間を、1㎝から2㎝になる様に調整します。
    (最適は各メーカーにより多少の誤差があります) 手まわし板バネネジの場合は、ゆっくり閉じて、指穴とヒットポイントの間が4cmから5cm程度になる様に調整します。
    うめ込みネジも手回し板バネの場合も、何のストレスもなく刃元より刃先まで閉めることができるのが、調子の良いシザーズ、セニングとなります。
    閉める時、一部分に特に重く(かたく)なる場合は、調子が良くないと判断してください。 なお、ロングシザーズ(6.5~7インチ等)は、刃先に力を持たせるために、おがみひねりが強く設定されることが多く、刃先が強く当たるのは問題ありません。

    ※シザーズを拭く際には指を切らないように十分ご注意ください。