毎日使用するシザーズですから、時にはネジがあまくなったり、逆にかたく締めすぎていたりすることがあります。
適切なかたさにすることにより、刃が強く当たりすぎたり、毛をひねってしまうことを防ぐことができます。
うめ込みネジの場合は、ゆっくり閉じて指穴とヒットポイントの間を、1㎝から2㎝になる様に調整します。
(最適は各メーカーにより多少の誤差があります) 手まわし板バネネジの場合は、ゆっくり閉じて、指穴とヒットポイントの間が4cmから5cm程度になる様に調整します。
うめ込みネジも手回し板バネの場合も、何のストレスもなく刃元より刃先まで閉めることができるのが、調子の良いシザーズ、セニングとなります。
閉める時、一部分に特に重く(かたく)なる場合は、調子が良くないと判断してください。 なお、ロングシザーズ(6.5~7インチ等)は、刃先に力を持たせるために、おがみひねりが強く設定されることが多く、刃先が強く当たるのは問題ありません。
※シザーズを拭く際には指を切らないように十分ご注意ください。